プルメリアの花とバリ
皆さん、こんにちは
今年は、梅雨も長かったので夏も長いだろうと思ってましたが、めっきり秋の陽気ですね。
今日は、バリの象徴でもあるプルメリアの花のこと。
プルメリアの花を嫌いな人はいないと思いますが、日本でいう桜の花のようにバリ人にも大切に扱われている花です。
プルメリアは、ハワイや東南アジアなどの熱帯地域に広く分布していますが、今回はバリのプルメリアについてお話しします。
バリ産のプルメリアには、赤、黄色、白黄色の三色がある。形も花びらが短く丸みを帯びた可愛い形をしています。
白い樹液には、毒があるそうで手に着いたらすぐに洗った方がいい。
インドネシア語では、この花をbunga jepun bali(ブンガ ジュプンバリ)ともいい、名前にバリの地名が入っている。
ちなみに、ブンガは花 ジュプンはプルメリアの事をさす。
インドネシア語は後ろから修飾するので、「バリのプルメリアの花」という意味になる。ジャワ島でも同じくブンガ ジュプンバリと呼ばれています。
バリのヒンドゥー教の行事では、人々がこの花を耳にかけてお祈りします。
ホテルやヴィラの植栽にも必ずと言っていいほど使われていて、多くの観光客にも愛されています。
幹肌はツルッとしていて、幹の先に葉と花を付ける。バリの乾季のである7月から9月頃が花の最盛期のようです。
植物の好きな僕は、プルメリアのなかでも、バリのプルメリアが1番綺麗で好きだ。しかも、白黄色のプルメリア。
プルメリアは、比較的強い植物だが、熱帯の植物なので寒さだけには弱く、北関東での地植えは冬が越せない。
プルメリアは、樹形の良い古木になると、100万円になるものもあり、バリでプルメリアを大切にするという思いも感じとれる。
ある日、ワヤンとお墓参りに田舎に行ったとき、ワヤンがいきなり、おばあちゃん家にあった立派なプルメリアの古木に登り始めて、枝をナタで切り始めた。しかも、枝の切り口から出た白い樹液が目に入った!と騒ぎながら。笑
「これ、社長にあげる」と友情の証にもらった。
それを大切に持ち帰り、群馬で根付かせることに成功した。
3年経った今、大切に育てたかいあってバリと変わらない綺麗な花を咲かせてくれる。
バリ人の心とも言える、プルメリア。これからも、このおばあちゃんのプルメリアを、大切に育てて行く。